法務省特別捜査局及び警察資金洗浄取締局の混成チームは18日6時前、国務省土地局の職員を買収しサムイ島内の国有地等を不正に収容し転売していた容疑で40歳のイギリス人の男及び土地局の職員1人、タイ人の男2人を同島内で逮捕しました。 逮捕されたイギリス人はタイ国内のバンコクやサムイ島、パッタヤー地区やプーケット県内に拠点を持つ国際マフィア組織ベーンディドース・ギャング(タイ語記述に基づく)に属し、タイ国内に所在するメンバーの多くが国外で犯した犯罪に対する追求から逃れる為にタイ国内に入国し、タイ人の夫人を持って住み着き、主に企業に対する恐喝・強請等を生業にしているとされ、またメンバーの多くは麻薬の常習者と見られているようです。 特別捜査局によると、逮捕されたイギリス人等は、現在身柄を追われているイギリス人1人及びオランダ人2人と共謀して、土地局の職員を買収し国有地を不正に収容した他、当地ビジネス関係社や土地所有者に営業権や所有地を売却するよう強要し、取得した土地を外国人投資家に法外な価格で転売し、その利益を過小に申告し、差額を国外に違法に送金していた容疑がもたれているようです。 (18日夜半までの報道によると、朝の時点で逃走中だった外国人容疑者3人も逮捕されている模様)
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