暫定上院議員のセーリー・スワンナパーノン氏は14日、暫定政府が8月末までに軍幹部の定期人事異動の概略を決定する方向で動いていると伝えられている事に関して、暫定政府はこれまで選挙委員会の事前承認を得た上で官僚の人事異動を行うべきであるとする憲法の規定を無視して高級官僚の人事異動を断行してきたと指摘した上で、仮に憲法の規定に反し、更に知識、経験、実力、文化的背景を無視して軍幹部の人事異動を断行すれば、取り返しの付かない混乱を軍内部に引き起こす事になると警告しました。 一方、タクシン暫定首相は14日、10月に定年を迎える軍幹部の後任を決める上でも人事異動を行う方針である事は認めましたが、タクシン暫定首相の意思に反して王室側の意向で陸軍最高司令官に据えられたとも言われているソンティ・ブンヤラッグリン大将を名誉職の国軍最高指令長官に異動させ、後任に士官学校時代に同期だったポンチャイ・グラーンルゥト大将(現陸軍副司令官)を据える方向で動いていると伝えられていることに関しては、自分が関知する話ではなく、あくまで軍側の体制に基づいて決められるべき話であると語っていました。
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