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　各報道によると、麻薬取締及び税関当局は5日、パン粉用ケース9個に隠された5.4Kgのヘロイン、末端価格約3,000万バーツを密輸入しようとした容疑でフィリピン人の女(45)をスワンナプーム国際空港内で逮捕した事を明らかにした。

　当局側は、フィリピン人の麻薬密売グループがペルーから麻薬をタイに持ち込もうとしているとの情報に基づきかねてから警戒を強化しており、女は4日着のエアーインディアIC853便で到着した際に行われた荷物検査でヘロインの所持が発覚し逮捕された。

　一方、パッタヤー・デイリー・ニュース紙によると、チェンラーイ県メーサーイ郡のミャンマーとの国境にある国境検問所当局は3日夕方、5.3Kgの麻薬ヤー・アイスをタイ国内に持ち込もうとした容疑で52歳と35歳のフィリピン人の男2人を逮捕した。

　2人は取り調べに対して、マレーシア国内で転売する目的で2日にミャンマー入りしヤー・アイスを入手したと供述しているという。


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