9日早朝、パッターニー県マーナーレ郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が警戒作業にあたる当局関係者の車輌の通過にあわせ爆発し当局関係者4人が軽傷を負うという事件が発生しました。 また、ナラーティワート県ヂャネ郡内では9日朝に28歳のイスラム系住民男性が、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 死亡した男性は、政府が進める緊急雇用推進政策に則り、自警組織の補助要員の職についていたようです。 更に19時過ぎ頃にはパッターニー県サーイブリー郡内で、同郡警察所属の警察官が礼拝の為にモスク前に居るところを、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しました。 実行犯は、現場に駆けつける当局側を妨害する為に、路上に燃えたタイヤを数ヶ所に投棄し逃走したようです。
【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む