8日午前、東北地区救国ネットワーク調整役のタイゴン・ポンスワン氏等が首都圏警察本部ドゥシット署に対して、タクシン暫定首相のカリスマ発言が刑法112に規定された不敬罪に該当するとして刑事手続きを要求しました。 今回の告発に関してタイゴン氏側は、特にタクシン暫定首相の「憲法を超越した所に存在する組織が代理人を仕立てて」という発言は、明らかに不敬罪に該当すると指摘した上で、警察に対しては早期に暫定首相を逮捕し刑事手続きを進めるべきである、さもなければ警察そのものの王室に対する敬意が欠如しているという事を国民に示すことになると指摘していました。 因みにタイゴン氏は、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑を最初に暴露した人物で、また、タイ・ラック・タイ党の息がかかった小政党に嵌められたのか、その後小政党関係者に対して買収話に応じるよう話している場面を撮影したビデオが公開されたことで知られ、更に憲法裁判所の判事の1人がチァン・マイ県内の土地を不法に収容した疑惑があるとして告発の動きを見せています。
【市民集会の最新記事】
タクシン支持派団体、ソンティ氏を不敬罪で...連合、25日に政情分析の為の幹部会プーヂャッガーン紙編集長に名誉毀損で執行...世渡り上手、ソンティ氏が名誉毀損訴訟で原...連合、集会開催を見送りタイの地元新聞を読む