タクシン暫定首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、物価上昇及びそれに伴う出費増に対応し、更に国家公務員の生活の質の向上を期して国家公務員の賃上げの検討に入った事を明らかにしました。 尚、各界から公務員の賃上げを約束する行為は選挙を意識したものであると批判されていることに関しては、触れられていません。 また、国家公務員が国民に提供するサービスの質の向上を目指して、公共及び民間の研究期間を招いて、現在の各省庁の人員状況が実際の業務に比して適切であるかについて調査を行い、将来的に一部の部局や地区に非必要に多くの人員が配置されることが無いよう人員の配分を進める方針を明らかにしていました。 その他、昨日の放送の中では、来週中に第10次となる次期国家経済社会開発計画をまとめる為に国家経済社会開発委員会と協議を行う方針を明らかにすること、汚職撲滅を期して政府が導入している電子入札(e-auction)システムの導入により、これまでに15億4,980万バーツの国家予算を節約する事が出来たこと、原油高問題に対処する為にバイオディーゼルを初めとする代替え燃料の開発を進める方針等を明らかにしていました。
【政治経済の最新記事】
収監中の同盟系女性活動家に名誉毀損で5万...プゥア・タイ党、県評議会議長選をモデルケ...刑裁、首相が同盟幹部を相手取り提訴した名...連合幹部暗殺未遂、今週中に新たに3人の逮...ビッグサプライズ、全世界をカバーするテレ...タイの地元新聞を読む