民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は6日、同氏がタクシン首相(当時)の右腕として知られ、またチァン・ラーイ県内に強大な影響力を持っている事でも知られるヨンユット・ティーヤパイラット氏(暫定天然資源・環境大臣)や国立公園局局長、チァン・ラーイ県内の警察署長や森林警備局責任者等9人を相手取って提訴した刑事訴訟の第一回公判席上で、1月1日から20日にかけてルムピニー公園内で行われた公開放送の妨害工作にヨンユット氏が関与していると明言しました。 ヨンユット氏が関与したとされる妨害工作は、森林警備関係者等がルムピニー公園内で行われていたソンティ氏の公開放送を妨害する為に、爆竹を鳴らしたり、集まった市民に向け石や水、ペットボトル等を投げとされるもので、公判の中でソンティ氏側は、森林警備関係者等が招集され、バンコクに向かっている模様を収めたビデオ等を証拠として提示した上で、ヨンユット氏及び国立公園局長、チァン・ラーイ県県都警察署長の3人が妨害工作に関与した者に報酬を支払っていたと指摘しました。 公開放送の妨害工作に絡んで、森林警備当局側が国有地を不法占拠している貧困家庭関係者に対して、不法占拠行為の不問若しくは強制退去の何れかの選択を迫り、強制的に妨害工作に参加させていたという指摘も当時されていました。
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