各報道によると、プレー県県都の警察当局は11日、10日に発生した准看護師の女性が2人組に酸性液をかけられ重傷を負った事件に絡んで、出頭してきたパタヤー容疑者(44)とソーラユット容疑者(29)を逮捕した事を明らかにした。
調べによると、被害者の元夫でもあるパタヤー容疑者がソーラユット容疑者を500バーツで雇い、自らが運転するバイクの後部座席にソーラユット容疑者を乗せ、通り過ぎざまに元妻でもある准看護師の女性に酸性液をかけ重傷を負わせた。
パタヤー容疑者は取り調べに対して、元妻が外国人とのネットチャットに嵌り家庭を顧みなくなった事により家庭が崩壊してしまった恨みを晴らす為に犯行に及んだと供述しているという。
同容疑者によると、外国人とのネットチャットに嵌っていた元妻との間で口論が絶えず、躁鬱病になったこともあるという。また、昨年12月には元妻がチャットで知り合った外国人に会うために2人の間に出来た15歳と12歳の娘を連れてバンコクに行ったという話を聞きつけ復讐心を持つようになったという。
一方、ソーラユット容疑者は、かけるように依頼された液体がトイレ用洗浄剤を水で割ったものだとしか聞かされていなかった為、実際にかけた液体が強力な酸性液だった事には気がつかなかったと供述しているという。
タイの地元新聞を読む