プゥア・タイ党国会対策委員会のウィタヤー委員長は1日、現在提出の準備が進められている不審任決議案審議が同党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉主導の元で行われる事を確認した。
現時点では、アピシット首相、ガシット外務大臣及びチャワラット内務大臣が審議の対象になる見通しだという。
また、反独裁民主主義同盟幹部で同党所属議員のヂャトゥポン・プロームパン氏が、大規模集会の開催が予定されてる14日以降の不審任決議案の提出が好ましいと発言している事に関しては、現時点では提出時期が14日の前になるのか後になるのかはっきりしてしないとした上で、ヂャトゥポン氏の発言はあくまで個人的な見解でしかなく、この見解に縛られる事無く提出時期が決定される見通しである事を明らかにした。
ウィタヤー氏によると、2日に再度提出時期の調整に向けた党内協議が招集される予定だという。
一方、不審任決議案審議の際に提示される首相候補者に関しては、まだ明確になっておらず、党幹部会の決定待ちの段階であるとした。
先にチャルゥム警察大尉は、万が一首相候補が党外の者から指名された場合は、不審任決議案審議から降りる考えである事を明らかにしていた。
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