各報道によると、24日4:00過ぎ、チョンブリー県パッタヤー地区にあるフェアテックス・スポーツクラブ・アンド・ホテル内で、ホテル警備員を鉄棒で殴り負傷させたロシア人の男(28、報道により42)が、宿泊客や住民から袋だたきの暴行を受けた上で駆けつけた警察に引き渡された。
調べによると、ホテル警備員の男性(38、報道により28)が、空調設備の修理作業中だった職員に暴行を振るった男の制止に入ったところで、男が鉄棒で警備員を殴り負傷させた上で空調修理担当職員を部屋に監禁すると共に鉄棒を持ったまま興奮状態で部屋の前に立ちはだかり、約1時間に渡りホテル関係者や駆けつけた警察官と睨み合いを展開したが、その後男の説得に入ったホテル所属の外国人ボクサーが埒があかないと判断し、男の顔にパンチを喰らわせ男が倒れ込んだところで集まっていた宿泊客や住民等が男に袋だたきの暴行を加えた。
男は18日にホテルにチェックインし、3月1日にチェックアウトする予定になっていたが、室内に籠もりがちで、滅多に外に出ることが無かったという。また、男の部屋の中にあった家具等の備品のほぼ全てが男により破壊されていた。
警察側は、男が麻薬を使用していた疑いもあると見て、興奮状態が収まってから男に対する事情聴取を行う方針である事を明らかにした。
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