各報道によると、7日1:00前チョンブリー県県都内の路上で、巡査部長が暴走族の少年グループに向け銃を発砲し、マタヨン課程6年(高3にほぼ相当)の男性(19)が死亡し、一緒にバイクに乗っていた同い年の男性が重傷を負った。
少年グループ側の証言によると、ガソリンスタンド内で巡査部長から暴走行為をたしなめられた死亡した男性を含む約20人のバイクに乗ったグループが、たしなめられた怒りをぶつけるかのように爆音を鳴らしながら路上を走行中に、後から追ってきた巡査部長が銃弾を一発発砲し男性が死亡したという。
一方、巡査部長側は、ガソリンスタンド内で暴走行為をたしなめられた事に怒った少年グループが、自分が運転するバイクの前後に回り走行を妨害してきた為、威嚇の為に銃弾を一発発砲したところ少年に命中してしまったと供述しているという。
警察側は、捜査終了まで巡査部長を一時職務から外した上で、過剰防衛だった可能性を含めて捜査を行う方針である事を明らかにした。
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