民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は6月29日、都内ルムピニー公園内で行われた公開放送の中で3日に暫定上院議員等と連名で国家警察本部に対してタクシン暫定首相を職務遂行義務違反で告発する方針を明らかにしました。 放送の中でソンティ氏は、タクシン暫定首相は、徳のあるカリスマが政治情勢の悪化を招いたと非難しているにもかかわらず、一切その憲法をも超越したカリスマに対して法的な処置を講じていないのは、自らを"民主主義の守護者"と標榜している暫定首相の職務遂行義務を怠っていると指摘せざるを得ないとした上で、今回の告発により警察に対して暫定首相が指すカリスマとは誰かについて捜査を要請すると共に、警察が国王陛下の為に働く警察なのか、それともタクシン体制の為に働く警察なのかを見極めるつもりであると語っていました。
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