各報道によると、ラムパーン県県都の警察当局は17日、16日深夜に22歳(報道により21歳)の職業訓練課程校生を射殺した容疑で21歳の男を逮捕した。
事件は、16日23:00過ぎに飲食店前の路上でラーチャモンコン工科大学ラーンナー・ラムパーン校に通うチェンマイ県サムパートン郡在住の22歳の男性が何者かに射殺されたというもので、当初警察側は、事件発生前に若者グループ同士の喧嘩が発生していたとの証言に基づき、男性が絡む女性関係を初めとする何らかの係争が事件の背景にあると見て捜査を進めていた。
逮捕された男は取り調べに対して、事件前に妻(報道により恋人)と一緒に友人が警備員として働いている飲食店へ出かけた際に、友人の警備員から直前に男性等の学生グループとの間で一悶着があり、現在その学生グループが自分が恨みを持っている飲食店で飲み直しているという話を聞かされた為、その飲食店に行き学生グループを威嚇する為に銃弾2発を空に向け発砲した後に再度友人が警備員として働いている飲食店に戻り、その後妻の運転するバイクで帰宅する際に妻から汚い言葉で罵られた事にイライラとしてしまい、たまたま先ほどの学生グループがいた飲食店前を通ったところ男性が店の前で携帯電話で電話中だったのが目に入った為、苛立ちまぎれに男性に向け銃弾4発を発砲してしまったと供述しているという。
男によると、男性と友人の警備員との間で一悶着があったものの、自分と男性とは一切の面識が無かったという。
尚、報道によっては、男は、男性が射殺された現場前にある飲食店のオーナーに対する恨みを晴らすために、恋人の女性の運転するバイクで飲食店前に乗り付けたところ、たまたま一切の面識が無い男性が店の前で携帯電話で話していたので、店の中を混乱させる目的で男性に向け銃弾複数発を発砲したと供述していると報じるものもある。
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