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　プームヂャイ・タイ党は11日、同日中に予定されていた後任の副公共保健大臣の指名を延期した事を明らかにした。

　先に、同党マッチマー派閥所属で辞任したマーニット前副公共保健大臣付補佐官だったプラサート・トーンパークナム氏の名前が後任候補として浮上し、派閥を率いているソムサック・テープスティン氏も支持を表明していたが、不正調達の温床となった地方医療新興プロジェクトに関わっている辺地医療関係者の間から難色を示す声が上がっていた。

　プームヂャイ・タイ党筋によると、党内に後任として適切な人物が見つからなかった事が、マーニット前副公共保健大臣の職務継続を決定せざるを得なかった背景にあったという。

　一方、既に首相付秘書官長のポストが内定しているゴープサック副首相が11日午後辞表を首相あてに提出し受理された。

　ゴープサック氏の後任の経済担当副首相のポストには民主党副党首のトライロン・スワンキーリー氏が内定しており、近日中に行われる内閣改造では公共保健大臣及び同副大臣、教育大臣及経済担当副首相の4ポストが対象になるものと見られている。


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