プーヂャッカーン紙によると、5日15:00頃ノーンカーイ県の警察当局はタイ・ラオス友好橋上にある国境検問所で、43歳のラオス人の男を麻薬密輸容疑で逮捕し、カバンに隠されていた9,802錠のヤーバーや首都圏警察本部プラッププラーチャイ2署に所属する警察大尉のネームタグが付いたタイの警察のTシャツ等を押収した。
逮捕された男は4年前までラオスのサワンナケート県サーラワン地区内にある国境検問所で大尉クラスの移民警察官として働いていたという。
男は取り調べに対して、4月に再婚する予定になっていた女性の親族から要求されていた3万バーツの結婚持参金を捻出する為にラオス人の友人の紹介で麻薬の密輸を10万バーツで請け負う事になり、手渡された麻薬をバンコクに運ぶために国境検問所を通過しようとしたところで逮捕されてしまったと供出しているという。
また男によると、押収された警察大尉のネームタグ入りのTシャツは、タイ国内を移動する際に何らかの役に立つだろうと思い偽造したものだという。
警察側は、男の逮捕に絡んで、男が運搬する予定になっていた麻薬をバンコクのモーチットで受け取る予定になっていた、バンコクで働いている34歳のラオス人の女を逮捕した。
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