タイラット紙によると、2日ヤソートン県県都の警察当局は、ブリラム県内在住の46歳の未亡人のタイ人に薬物を仕込んだ上で金品等を強奪した容疑でオーストラリア人の男及び男と共犯関係にあった疑いがあるナコンラーチャシーマー県出身のタイ人の女の行方を追っている事を明らかにした。
被害にあった未亡人によると、約2週間前にネット上で知り合ったオーストラリア国内の銀行で働いていると自称する同国人の男とローイエット県県都内のショッピングセンターで待ち合わせた後に一緒に行った県都内のホテルの室内で、ビールに仕込まれていたと思われる薬物により意識を失い、気がついたら現金9,000バーツ以上やATMカード等が入った高級品の財布、携帯電話2台等が盗まれていたという。
ホテル従業員の証言から、事件発生前に男が別の女と共に現場となったホテルに現れ部屋を借り、犯行用の部屋を確保した上で一緒に出て行き、その後男が、被害にあった未亡人を部屋に連れ込み金品を強奪した後にホテル前の駐車場に待たせておいた女と一緒に現場から立ち去って行った事が確認されており、また、目撃されていた車のナンバーから、車の持ち主がヤソートン県内在住のドイツ人のもので、男が使用していた携帯電話の番号が現在行方を追われているナコンラーチャシーマー県出身のタイ人女のものである事が判明していた。
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