反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は2日、来る15日に政府打倒を最終目標に据えた史上最大規模の集会開催に向けた幹部間協議を行う予定であることを明らかにした。
幹部間協議では、集会開催時期や開催場所、集会形態、戦略等に関して詰めの協議が行われる予定だという。
また、ステープ副首相が同盟・赤服軍団が1月末に情勢を激化させ、市民戦争を誘発させるような破壊活動に乗り出すおそれがあると指摘している事に関しては、同盟は平和的手段による現政権打倒を目指している事を再確認した上で、政府に対して同盟の過激性を国民に訴える前に、まずクーデターや民主主義市民連合による空港占拠こそが破壊活動であると国民に訴えるべきであると指摘した。
一方、同じく同盟幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏は2日、スラユット元首相の別邸が国有地を不法占拠している疑惑に関する調査の進展を要求する為に、予定通り1月11日にナコンラーチャシーマー県内のカオヤイ国立公園エリアで抗議活動を展開する方針を再確認した。
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