各報道によると、バンコクの首都圏警察本部チャナソンクラーム署は23日、日本人を中心とした外国人旅行者に薬物を仕込んだ上で金品等を強奪した容疑で54歳、44歳、21歳及び18歳の女4人を逮捕した事を明らかにした。
調べによると、4人は日本人を主要ターゲットにして睡眠薬強盗を働いている6-7人で構成されたグループのメンバーと見られ、何れも日本人を初めとする外国人旅行者に親しげに近づき、相手が酒に酔った頃を見計らって睡眠薬を飲み物に混ぜ、相手が意識を失ったところでタクシーに乗せ金品を強奪する、ないしは一緒に寝た後で睡眠薬を仕込み金品を強奪するという手口で犯行に及んでいた。
また、逮捕された4人の内の1人は日本語会話の勉強をした事があり、また、何れの容疑者も車や家を買う為の資金を稼ぐために犯行に手を染めていたという。
21歳の女は取り調べに対して、学んできた日本語会話を生かして約6ヶ月前に日本人旅行者をターゲットにした睡眠薬強盗に手を染め、これまでに約6人から金品等を強奪してきた。強奪した金品は遊びや日常の生活費に充ててきたと証言しているという。
警察によると、21歳の女は今月5日にチョンブリー県パッタヤー地区内で日本人旅行者から20万バーツを強奪していたという。
* 日本人を狙って犯行に及んでいた4人の皆さん
http://pics.manager.co.th/Images/552000016958902.JPEG
タイの地元新聞を読む