各報道によると、チョンブリー県バーンラムン郡の警察当局は、17日0:00過ぎに1歳の男児がトタン作りの側壁が無い居住用の小屋の基礎部分の約1メートルの盛り土から転落し首の骨等を折り死亡した事件に絡んで、父親(28)等が保護責任者としての責任を果たしていなかった疑いがあると見て捜査を行っている事を明らかにした。
父親によると、妻は男児が生まれてすぐに男児を置き去りにして田舎に逃げ帰っていた為、普段は父親や作業員仲間が子供の面倒を見ていたという。
父親は警察の事情聴取に対して、男児の叔父同然の51歳の作業員仲間の男性と酒盛りを終えた後で、自分と子供のために食事を作るために、叔父同然の作業員仲間と一緒に寝ている男児を置いて空心菜を捜しに出かけ、戻ってみたら男児が盛り土から転落し死亡していたと、アルコール臭い息を吐きながら証言していたという。
父親によると、これまでにも男児が盛り土から転落する事が度々あったという。
ところが、作業員仲間側は、自分が盛り土から転落し死亡している男児を発見した時、男児の父親は熟睡している状態だったと、父親とは異なる証言を行っている為、警察側は保護責任がある父親と叔父同然の作業員仲間が男児に対する保護監督責任を怠っていた疑いがあると見て捜査を行っているという。
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