各報道によると、人身売買防止取締警察局は17日、売春を強要する目的で17歳の准看護師の女性をマレーシアに送り込んだ容疑で42歳の女をチェンマイ県サンサーイ郡内で、女の18歳の娘を同県県都内で逮捕した。
被害にあった准看護師の女性によると、共にチェンマイ県内で准看護師の勉強をしていた娘(報道によっては同じ病院で准看護師として働いていた娘)からマレーシア国内での仕事を斡旋され、6月20日にサダオの検問所からマレーシアに渡ったところで待ち構えていた身元引受人の華人系のマレーシア人男女によって印僑系のマレーシア人に身柄を引き渡され、そこで軟禁された上で街娼行為を強要されたという。
尚、報道によっては、娘が准看護師をマレーシアの旅行に誘い、サダオの国境検問所を通過したところで娘に連れられて華人系のマレーシア人に引き合わされ、その後身柄を引き渡された別のマレーシア人2人により無報酬での売春を強要されたが、耐えきれなくなりマレーシアの警察に救いを求め帰国する事が出来たと証言しているとするものもある。
逮捕された母娘は取り調べに対して、被害にあった准看護師と面識がある事は認めたが、騙してマレーシアに送り込んだとされている事に関しては、仕事を斡旋した事は無く、准看護師側が自分の意志でマレーシアに行っただけであると語り容疑を否認しているという。
特に娘は取り調べに対して、家庭の事情でマレーシアに行くと語っていた准看護師側の要請でサダオの国境検問所で准看護師と合流したが、その後は准看護師がマレーシア人と共に移動したという話を聞いただけで、一切の消息を聞いていなかったと供述しているという。
* 逮捕された母娘
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