各報道によると、警察は17日、11月30日にナコンラーチャシーマー県パークチョーン郡内の路上で65歳のカオヤイ国立公園サイチョウ研究センター職員の男性(65)の他殺体が発見された事件に絡んで、男性の実の娘(19)とその恋人の男(23)を逮捕した事を明らかにした。
調べによると恋人が既にいるにも拘わらず今年4月に無理矢理46歳の男性と結婚させられた事を恨んでいた娘がサラッブリー県ゲーンコーイ郡内に住む姉のところに行くと言って騙して父親に車を運転させ、恋人の男が待ち構えているところで車を止めさせ、そこで男が父親に向け銃弾を発砲し死亡させた。
男が犯行に使用した銃は友人から2,500バーツ(報道により1,500バーツ)で入手した第二次世界大戦中に使用されたものの再生品だという。
娘は記者団の質問に対して、怒りやすく、またすぐ暴力を振るう傾向がある父親は、無理矢理愛していない男性と自分とを結婚させるなど家族に無理強いをしてきたおかげで家庭には幸福が無かった為、父親がいなくなれば全てが良くなると思い犯行に及んでしまったと語っているという。
一方、恋人の男は、恋人の気が晴れるのなら何でもやるという気持ちから犯罪になる事を承知で犯行に荷担してしまったが、今は罪の意識にさいなまれているとした上で、若者達には自分のように犯罪行為に荷担するべきでは無いと警告しいと語った。
* 逮捕された2人
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