各報道によると、15日深夜、26歳と32歳の女性2人が首都圏警察本部チョークチャイ署を訪れ、タクシー車内で運転手から薬物を嗅がされたと訴えた。
26歳の女性によると、バンコクのソーイ・ラートプラーオ1から乗車したタクシー車内で、不審な挙動が見られていた運転手がエアコンの送風口をいじった後に両腕にだるさを感じた為、運転手に薬物を嗅がされたと思い車を止めるようお願いしたが運転手が車を止めようとしなかったため、通りかかった三輪車の運転手に助けを求め、三輪車がタクシーの前に回り込みタクシーを止めなんとか難を逃れることが出来たという。
一方、タクシーの運転手は、女性2人組が車内で口論を始めた為ラジオのボリュームを下げる為にエアコンの送風口近くに手を伸ばしたが、薬物を嗅がせるような事は一切しておらず、また車をすぐに止めなかったのは右側の車線を走行中だった為に車を止めることが出来なかったからだと語り、容疑を否認しているという。
警察によると、タクシー車両内からは異常を発見する事が出来なかった為、今後両者に対して医療検査を行った上で捜査方針を決定する方針だという。
タイの地元新聞を読む