情報当局は22日、南部国境三県域に於ける一連の不穏な動きに関与している複数の非公然分離主義組織の統括組織とされるブゥーサートゥーが、過去にハート・ヤイの国際空港で発生した爆破事件と同レベルな爆破攻撃をソンクラー県及び南部国境三県内で計画しているとの情報があることを明らかにしました。 情報当局側によると、計画にはブゥーサートゥー傘下の複数の組織が関与しており、マレーシア国内に仕事目的と偽るなりして入国したナラーティワート県を初めとする南部国境三県内の若者が計画実行に備える為にグランタン州内で訓練を受けている他、やサトゥーン県から漁船でインドネシアのアチェ州に入り訓練を受けていた者がいたり、またアチェ州から訓練を施すためにインドネシア人がサトゥーン県経由で南部国境三県内に入ったとの情報もあるようです。 一方、タンマラック暫定防衛大臣は22日、関係当局者に対して事実と著しく乖離した流言飛語やデマ情報に惑わされないよう警告すると共に、指導者クラスの当局関係者に対しては意図的に流されたデマ情報により配下が混乱し統一性のある任務遂行に支障を来さないよう要請しました。
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