暫定政府は20日開かれた閣議で、国務省の提案に基づきスワンナプーム新国際空港周辺を中心としてバンコクのプラウェート区及びラートグラバン区、サムット・プラーガン県のバーンプリー郡及びバーン・サオトン準郡を合併させ事実上77番目の県として特別自治体にする事で合意に至りました。 特別自治体はバンコクやパッタヤーと同様に、住民により選ばれた首長及び議員が行政を司る自治体で、暫定政府側は次期政府発足後に法案を下院議会に提出しスワンナプーム特別自治体を正式に発足させたい方針でいるようです。 しかし、一部報道によると、特別自治体ではガムナン制度や村長制度が存在しないとする法律の規定に反して暫定政府側は直接選挙に選ばれた首長の他にガムナンや村長をスワンナプーム特別自治体に置く方針であるといわれ、今後法律議論を呼ぶ可能性も指摘されているようです。 一方、今回の暫定政府の決定に関してバンコクのアピラック都知事は、都庁側は既にスワンナプーム特別自治体に統合されるプラウェート区及びラートグラバン区を包括した開発計画を計画中で、今回の決定により水害対策等に大きな問題を引き起こし得るとして異議を唱えていました。 (タイ時間 16:10掲載 23:20最終更新)
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