刑事裁判所は19日、バスの車内でライバル校の学生を刺殺し逮捕されていた23歳の被告に対して33年の刑を言い渡しました。 判決を言い渡された被告は、2004年8月17日に都内ラーマ4世通りを走行中だった47番路線バス内で当時21歳だったライバル校の学生を刺殺したとして逮捕、起訴されていたもので、被告側は自己防衛を主張していたようですが、裁判所側は被告が乗客をかき分け被害者の所に行き暴行を振るった上でナイフで刺したとする2人の証人の証言は信用できるとして、被告に対して終身刑を言い渡した上で、被告の証言の一部が審理の円滑な進行に有益だった事を情状酌量し33年の刑を言い渡しました。 被告が通っていたラーチャモンコン工科学校ウーテン校と被害者が通っていたパトゥムワン工科学校は長年に渡って対立関係にあり、度々対立抗争が発生し死傷事件に発展することも少なからずあったようです。また、職業訓練校の学生同士の対立抗争が絡む事件に関与した被告に対しては重い刑が科せられる傾向がありますが、現状では殆ど抑止力になっていないようです。
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