民主党執行部のチンナウォン・ブンギヤット氏は12日、選挙委員会が参加を呼びかけている複数政党間の党員重複問題の解決の為の政党間協議に党首代行として参加する意向を明らかにしました。 この発言は、選挙委員会のワーサナー委員長が11日、34の政党に対して14日に予定されている党員重複問題の解決に向けた政党間協議に参加するよう要請する書簡を各党首宛に送付した事を受けたもので、背景には大政党の候補者の当選を助けるために候補者資格要件を満たさない候補者が小政党から擁立される事を避けたいとの思惑があるとも見られているようです。 この呼びかけに対してチンナウォン氏は、兼ねてから参政権を失うだけでなく、国家予算から支給される政党活動支援金の不正受給に繋がり得る党員が複数政党の党員を兼任する問題について選挙委員会に対して問題を提議し続けてきたにもかかわらず、選挙委員会側はこれまで問題に前向きに取り組む姿勢を見せていなかったとした上で、今回の協議の機会を利用して問題を再提議すると共に、党員資格審査体制の引き締めを各党に要請する方針を明らかにしていました。
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