タイラット紙(オンライン)及びINNの速報によると、11日朝からチョンブリー県サタヒップ郡沖の海上で海軍の協力を得て行われた海中に沈められたコンテナの内部調査で、2つのコンテナ内には人骨状のものが入っていないことが確認された。
問題のコンテナは、先にダイバーが人骨を発見した海中近くに沈められていたもので、これまでにサタヒップ郡の沖合3箇所で合計8個のコンテナが沈められているのが発見されたことを受け、問題のコンテナ内に1992年の5月流血事件の際に行方不明になった市民活動家からの遺体が入れられ沈められたとの憶測が飛び交っていた。
今回調査対象になったコンテナは、何れも取り付けられていたと思われる天蓋状のものがなくなり、海中からでもカメラで内部を調査することが可能な状態にあり、また内部からは泥と貝殻しか確認できず、唯一確認できた生命体はコンテナーの下で寝ていた約1メートル長のサメ3匹のみだったという。
尚、今後コンテナ内から採集された泥の成分分析を行い、化学物質の有無や人体の組織の有無について調査する方針だという。
* 参考映像
今回調査前の報道 (6/9放送分)
http://www.youtube.com/watch?v=oe0kZNSG8NQ
果たしてコンテナは1992年以前に沈められた化学物質入りのもの?(5/17放送分)
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