暫定上院議員のガールン・サインガーム氏(ブリラム県選出)は3日、タクシン暫定首相に倣って暫定上院議長宛に次期上院議員が確定するまでの期間、暫定上院議員の職務を一時休止する旨記した書面を提出すると共に、仲間の暫定上院議員に対して同様に職務を一時休止するよう呼びかけました。 タクシン暫定首相でさせ認められるのだから、自身の申請が拒絶される理由は無いと語るガールン氏は、職務一時休止期間中はタクシン暫定首相に倣ってゴルフなりショッピングなり、やりたい時にやりたいことをやる。もし納得できなかったら是非憲法裁判所に提訴して欲しいと皮肉たっぷりに語っていましたが、どうも国に対して責任を負う立場にありながら内閣の了解の元で職務を放棄してやりたいことをやると言い張るタクシン暫定首相の姿勢が正しいことなのかを社会に問うという思惑が本心にはあるようです。 今回のガールン氏の動きに対してタイ・ラック・タイ党法務関連担当のスラチャイ・バオヂャンヤー氏は、単なるやり直し総選挙出馬を意識した無意味なイメージ作り作戦でしか無いとした上で、一度民主党にでも所属して地盤であるブリラム県から出馬してみるのが、国民の考えを知る最善の方法であると皮肉っていました。
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