最高裁判所は31日、スチョン上院議長から提出されていた、現在欠員になっている選挙委員会委員2名の補充要員選考の要請を却下する決定を下しました。 これは、スチョン上院議長がヂャラン・ブーラナバンシリー氏の死亡及びヂャールパット・ルゥアンスワン大将の辞職によって欠員になっている2名の選挙委員会委員の補充に向けた人選を最高裁側に要請していたものに対する同裁判所側の判断で、最高裁判所側は出席判事82人の内72人の判事が申請却下と判断し今回の決定となったようですが、事実上、情勢の安定化の為には現在の選挙委員会委員を一新させなければならないとする三裁判所共通の認識が今回の決定に強く作用したものと見られているようです。 尚、今回の決定に対してスチョン上院議長側は、6日に法律顧問等を交えて憲法裁判所への審査請求の是非について協議を行う方針でいるようです。
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