反独裁民主主義同盟幹部のヂャラン・ディッターアピチャイ氏(元国家人権委員会委員)は28日、枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将がクーデターに関与していた事は否定できない事実であると語った上で、信用できないのであればスラユット政権時代に財務大臣に就任したプリーディヤートン・テーワグン氏にクーデター発生前に財務大臣就任の打診を受けていなかったか聞いてみれば全てがはっきりすると語った。
また、プレーム枢密院評議会議長に対しては、公邸に住まい続けている事の法的根拠が説明できない限りは即刻公邸を引き払うべきであると指摘した。
一方、ネーウィン・チットチョープ氏がタクシン元首相がプレーム枢密院評議会議長を憲法を超越したカリスマであると発言した事を非難した事に関して、ヂャトゥポン・プロームパン氏は、幸運にも逮捕こそされなかったものの2007年7月のプーレム公邸前での抗議活動を裏で主導した人物こそがネーウィン氏だったという事を忘れたのかと指摘した。
タイの地元新聞を読む