22日午後にラーマ8世橋の欄干から吊された状態で発見された白人と思われる男性の頭部と、翌23日に橋下のチャオプラヤー川で発見・回収された首の無い男性の遺体が同一人物のものである事が24日昼までに確認された。
警察側は、他殺の可能性が高いと見て、自殺の線を含めて捜査を展開している。
これまでの捜査で、頭部と一緒に括り付けられていた表にPumaのロゴが入った白色のショッピング・バッグが裏に記されていた文字等からイタリア国内のショップのもので、また、頭部を吊すのに使用された紐が登山用のものだった事が確認されている。
また、タイPBSによると、警察は男性がロシア人である可能性が高いと見て人物の特定を急いでおり、また、24日付けのバンコクポスト紙によると、23日に所轄署で遺体を確認したロシア大使館関係者も、ロシア人の可能性が高いとの見方を示していたという。
一方、頭部と胴体部の検死にあたったシリラート病院は、外国で発生したケースから自殺だった可能性が高いとの見方を示している。
同病院側によると、首に紐を括って飛び降りた際の衝撃で首と胴体部分が切断・分離さる事は充分に起こりえるという。
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