17日午前、ヤッラー県県都内ラムマイ地区内の路上脇に爆発物が仕掛けられているのが発見され回収処理が行われた。
発見された爆発物は約2Kg重量のもので、幸い一味側が仕掛けている最中に住民に発見された為、起爆装置が装着されていない状態で放置されていた。
当日は、アピシット首相一行が南部国境三県域を視察訪問する予定になっていたことから、一行の訪問に会わせて分離主義組織の存在・潜在力を誇示する目的で仕掛けたものと見られている。
同県県都内中心部では16日20:00過ぎ、ヤッラー中央病院前に駐車してあったバイクから爆発が発生し、病院周辺の警戒作業にあたっていた軍関係者2人が重傷を負い、住民3人が負傷を負った。携帯電話を使用した遠隔起爆式の爆発物が使用されたと見られている。
パッターニー県ヤッラン郡内では16日午前、集中摘発作業中だった当局と人数不明の一味との間で約15分間に渡る銃撃戦が発生し、この銃撃戦により一味側1人が死亡、軍関係者1人が重傷を負い、一味側2人の身柄が拘束された。
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