10日18:00過ぎから20:30前にかけて、立ち退き反対運動が展開されているバンコクのクローントゥーイ市場で、押しかけた約100人の男と市場関係者との間で衝突が発生すると共に爆破・銃撃が発生し、市場関係者2人が負傷を負う事態になった。
報道によると、10日18:00過ぎ、市場関係者が立ち退きに反対する抗議活動を展開している会場に約100人の集団が押しかけ、集団側が立ち退きを迫るために破壊しようとした店舗の経営者女性に負傷を負わせた事がきっかけで両者が衝突する事態になり、一端は警察側が間に入り衝突は収まったが、警察を挟んで両者が睨み合いを展開している最中の20:00過ぎに市場関係者が集まっているエリアで爆発が発生すると共に数発の銃声が聞かれ、市場関係者の男性(29)が負傷を負った。
爆発・銃撃の発生を受け一端は散り散りになっていた市場関係者が、その後棍棒や鉄棒等を手に持って再度現場に集合し警察を挟んで集団と睨み合いを続けており、同日22:00過ぎ現在依然緊迫した状況が続いている。
尚、同日22:00過ぎ現在、爆発物の種類等に関しては明らかになっていない。
また、同日23:00過ぎの報道によると、警察側は、市場関係者に向け銃を発砲した容疑で集団側に属していた1人の男を逮捕しマガジンを押収した。
参考
クローントゥーイで爆発、立ち退きに抗議中の市場関係者等約20人が重軽傷タイの地元新聞を読む