ソムチャーイ首相は11日、16日以降にバンコク内の複数箇所を狙った爆破が計画されている恐れがあるとして、国民に対して人が集まる場所や不穏な動きが発生しそうな場所を避けるよう呼びかけた。
この発言に先立ち、公安警察局筋がガラヤーニ王妃の葬儀期間中の16日以降に大規模な破壊活動が首都圏内で計画されている恐れがあると警告し、チャルゥム公共保健大臣が同様な情報がある事を追認していた。
ソムチャーイ首相によると、ここ2-3日の間に複数人を爆発物所持で摘発しており、また既に不穏な動きを見せている複数のグループの監視を慎重に行っているという。
* 一部報道は16日ではなく12日のローイクラトンの日に爆破が計画されている恐れがあると発言したと報じていましたが、11日21:00過ぎまでに確認できたテレビ報道ではこの発言は確認できませんでした。
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ソムチャーイ首相は11日、12日夜のローイクラトンの催しを狙った爆破が計画されている恐れがあるとして、人が集まる場所を避けるよう呼びかけた。
同首相によると、既に警察に対して警戒態勢を強化するよう指示してあるという。
一方、チャルゥム公共保健大臣は同日朝、公安警察局がガラヤーに王妃の葬儀期間中の16日に大規模な破壊行動が首都圏内で計画されている恐れがあると警告している事に関して、同様な情報を得ている事を認めた。尚、ソムチャーイ首相は、その様な情報を得ていないと語り、警告の存在を否定している。
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