現在イギリスに逃亡中のタクシン元首相が、現在所持している赤パスポートと呼ばれているタイの外交用パスポートをタイの外務省に返還する決断をした模様。
これは国外通信社電としてタイの各メディアが伝えたもので、この決断の背景にソムチャーイ首相に対する圧力を軽減する意図があると見られ、また、既にこの意向をソムチャーイ首相にも伝達済みだという。
尚、パスポート返還の日時等に関しては明らかにされていないが、バンコクポスト紙は、同元首相夫妻を被告人とするラチャダーピセーク通りの国有地不正収容疑惑に対する最高裁判所の判決が下される今月21日に返還される可能性があると報じている。(尚、WEB版に掲載された
記事では、One possible date would be Oct 21...の記述が抜けている)
仮にタクシン元首相夫妻の政治亡命が認められた場合、所持しているパスポートはイギリス当局により差し押さえられることになるという。
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