5日行われたバンコク知事選出選挙で落選が確実視されているチューウィット・ガモンウィシット氏は、今後新党を結党し再度国政の舞台に打って出る考えであることを明らかにした。
発言の中でチューウィット氏は、ほぼ3位と見られている出口調査の結果を受け入れるとした上で、今後は活動の場を国政の場に移し"三回目"のバンコク知事選には出馬する考えが無いことを明らかにした。
チューウィット氏によると、既に自らを党首とし、握り拳を党のロゴに使用する"タイの為に闘う党"(パク・スー・プゥア・タイ)の結党を終えており、近々党の活動方針等に関する詳細を明らかにする予定だという。
また、アピラック氏を1位としプラパット氏を2位とする出口調査結果に関しては、バンコクでは依然民主党が支持されている事の表れであるとした上で、党内抗争や党解党問題に晒されているパラン・プラチャーチョン党は、年末までに実施されると見られる解散・総選挙に向け今以上に職務に邁進し信頼を獲得する努力をしなければいけないとし、また、アピラック氏に対しては、仮に当選が確実になった場合は、今まで以上に職務に邁進し、実現が遅れている公約の数々の実現を急ぐべきであると指摘した。
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