22日10:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内の村道上で、人数不明の一味が38歳と17歳の仏教系住民父子を銃殺した上で父親の首を切断し遺体脇に放置して逃走するという事件が発生した。
被害にあった父子は、バイクに分乗して一緒に森へ狩猟に出かける知人のところへ向かう途上だった。
パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内では、22日朝、ゴム農園内での作業を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった60歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
ヤッラー県ラーマン郡内では、21日夕方過ぎ、バイクで路上を走行中だった20歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
また、同県県都内のユポー地区内では、18日夜半、地域内に潜伏している分離主義組織幹部の捕捉の為に集中摘発作業中だった軍と警察の混成チームと人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、分離主義組織の幹部クラス2人が死亡し警察官1人が負傷を負った。
死亡した幹部クラスの内26歳の男は、県都内中心部で発生した銀行連続爆破事件等に関与した容疑で50万バーツの懸賞金を掛け身柄を追われていた分離主義組織の実行部隊の隊指揮官クラスと見られ、また25歳の男はRKKの実行部隊幹部と見られている。
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