元首相のチャワリット・ヨンチャイユット大将は18日、憲法改正に取り組む際に下院議員の議員構成を50%を任命議員、50%を公選議員にする方向で検討を進めるよう提唱した。
サマック前首相失職判決直後に暫定首相を2期務めた事があるアーナン・パンヤラチュゥン氏が、民主主義市民連合が提唱する下院議員構成を70%を任命議員、30%を公選議員にする新政治構想に対して検討する価値があるものであるとの考えを示していた。
チャワリット元首相は、連合側の活動には行き過ぎの面があるものの、提唱している新政治構想自体は、清廉潔白な政治を望んでいる全国民の声を反映した、決して社会混乱を意図したものではない検討に値するものであると指摘した上で、より国民に受け入れられやすい下院議員構成を50対50で任命制と公選制に分ける方向で検討を進めるべきであると指摘した。
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