パラン・プラチャーチョン党は12日、同党所属議員の一部や連立5党の議員が首相指名の為の下院議会を欠席した事により、同下院議会が17日まで延期された事を受け開かれた緊急会議の席上で、幹事長のスラポン・スゥプウォンリー氏、副党首のソムチャーイ・ウォンサワット氏(タクシン元首相の義弟)及び副党首のソムポン・アモンラウィラット氏を交渉人にたてサマック党首との交渉に当たらせる方針を決定した。
今後交渉人は、サマック党首に対して首相候補指名の辞退及び党所属議員への後継首相候補選出の委任を要請する予定で、また同党のソムサック・ギヤットスラノン氏によると、今後今回決定された3人の交渉人から後継首相候補が選出されることになるという。
尚、タクシン政権時代に新型宝くじ導入を決定した閣議に参加していたとして大臣資格が問われているスラポン氏が後継首相候補に選出される可能性が極めて低いことから、最終的にソムチャーイ氏及びソムポン氏の2名から候補者が選出されるものと見られている。
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