首都圏警察本部第一分署は11日、8日にナコン・ラーチャシーマー県パークチョーン郡内のカオヤイ国立公園内で発見されたアジア系男性の腐乱死体が、今月5日から所在不明になっている33歳の日本人男性である可能性がある見て、警察病院法医学研究所でDNA鑑定を進めている事を明らかにした。
また、警察によると、現在男性の知人の日本人8人及びタイ人2人に対して事情聴取を行っているが、何れも男性の失踪への関与を否定しているという。
所在不明になっている男性は、バンコクのディンデーン区ソーイ・ナートーン内にあるシリーワラー・マンション2の6階に住むタナハシ・タカヒデさんで、男性のタイ人の恋人(23)及び4-5人の知人の日本人男性が7日夜半に警察に捜索願を出していた。
これまでの調べで、タナハシさんは5日10:00頃電話をした後に外出し、10:50頃にリュックを背負った野球帽で顔を隠した不審な男が手袋をはめ鍵を使ってタナハシさんの部屋に侵入し、11:09に部屋から出ているのが監視カメラ映像から確認されていると共に、室内からノートパソコン2台や財布等が盗まれ、更にタナハシさんのATMカードを使用してバンコク銀行の口座から2万バーツが2回に渡って引き落とされていた事が確認されているという。
* 以上タイ国内のメディアで確認できた報道に基づいております。日本の各メディアによる報道は以下のリンク先をご参照下さい。
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