ローイエット県の警察当局は10日、同県スワンナプーム郡内でイギリス人男性(69)が何者かに刺殺された事件に対するこれまでの捜査で、現在男性と別居状態にあるタイ人妻(42)と親しい関係にあった男が殺害に関与していた疑いがあると見て男の行方を追うと共に、裁判所に対して逮捕状の発行を申請する準備を進めている事を明らかにした。
警察によると、男は、男性の家の裏手にある妻の家から塀を乗り越えて男性の家に入り込み、男性と何らかの問題を解決する為にビールを飲みながら話し合っていた際に、両者間で言い争いになり男性を刺したと見られるという。
この事件に関しては、これまでの捜査で、兼ねてから妻の派手な男性関係に嫉妬していた男性が妻が男性に無断で男性が投下した資金で購入した土地を抵当に入れていたことを知るに至り、妻を家から追いだしていた事、また、土地の抵当問題を巡り両者が提訴していた裁判の判決公判が11日に開かれる予定になっていた事が確認されていた。
尚、妻は家から追いだされた後に男性の家の裏手の敷地に小さな家を建て、そこで暮らしていたという。
参考
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