ヤッラー県バンナンサター郡内で、23日早朝から昼過ぎにかけて当局側と分離主義組織関係者との間で3回に渡る銃撃戦が発生し、分離主義組織関係者6人が死亡し、警察官4人が負傷を負った。
報道によると、23日6:00過ぎ、集中摘発作業中だった当局関係者と人数不明の分離主義組織関係者との間で2回に渡る銃撃戦が発生し、この銃撃戦により分離主義組織関係者2人が死亡し、8人が身柄を拘束され、更に、同日12:00過ぎ(報道により11:00過ぎ)、最初の銃撃戦が発生した地点から約600メートル(報道により100メートル)離れた地点で、逃走中だった分離主義組織関係者の行方を追っていた当局関係者と分離主義組織関係者との間で再度約15分間に渡る銃撃戦が発生し、分離主義組織関係者4人が死亡し、警察官4人が負傷を負った。
また、ヤッラー県ラーマン郡内では、23日朝、ゴム農園内での作業を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった、パッターニー県ガポー郡内在住の37歳のイスラム系住民女性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。
一方、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内では、23日朝、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い軍側に人的な被害は無かった。
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