2006年9月19日に発生したクーデターを首謀したとされる前国家安全保障評議会のソンティ・ブンヤラッガリン大将は、www.civilvoice.netに掲載された、インタビュー形式の告白記の第二部の中で、クーデター実行の際に重要な働きをしたとされていた、当時第三地区国軍本部長だったサプラン・ガラヤーンナミット大将(当時中将、現防衛省副次官)が、クーデターの計画策定に関与しておらず、クーデター実行当日の18:00に、同大将に対して、当時第一地区国軍本部長だったアヌポン・パオヂンダー大将(当時中将、現陸軍司令官)のクーデター実行の主力部隊に戦力を合流させるよう指示を出すまでクーデター計画の存在を認知していなかった事を明らかにした。
また、ソンティ前議長によると、クーデターを実行に移した時点では、実権掌握後に何をするべきかまでは考えが及んでおらず、実権掌握後の政治の方向性や発令されるべき法令等に関しては有識者からのアドバイスを仰いでいたという。
参考
http://www.civilvoice.net/columnist/interview/interview51003_1.html
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