4日1:00前、バンコクのヂャトゥヂャック区内にあるウィークエンド・マーケット内に押し入り、所内の店舗の破壊に着手していた50人(報道により20人)前後の屈強な男達のリーダー格と見られる50歳(報道により45歳)の男性が、何者かに銃撃され死亡するという事件が発生した。
ウィークエンド・マーケットに関しては、土地の所有者であるタイ国鉄から土地の開発・使用権を得たタナサーン・ソムバット社と、同所からの立ち退きを拒絶している商店主との間で係争が発生しており、これまでにも数回タナサーン社に関係する者に雇われたと見られる集団により店舗の一部が破壊される等の嫌がらせを受けてきた。
同日10:00迄に確認できた報道によると、マーケット関係者からの通報で警察が現場に到着した際に3発の銃声が聞かれていた事が確認されているが、誰が何処からどの様な目的を持って銃を発砲したかに関しては明らかになっていない。
尚、銃声が聞こえると共に現場からの逃走を図った破壊に関与した集団の内13人が、駆けつけた警察により身柄を拘束されており、何れも取り調べに対して射殺された男性に200バーツから500バーツの報酬で雇われ破壊作業に関与したと証言しているが、男性の背後関係に関しては明らかになっていない。
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