20日朝、ヤッラー県県都内中心部にあるロットファイ市場内のタイ国鉄職員住宅付近で爆発が発生し、同日昼過ぎまでに警察官2人及び5歳(報道により4歳)の男児を含む13人の負傷が確認された。
これまでの調べで、携帯電話の遠隔操作により起爆するよう仕掛けられたバイク爆弾が使用されたと見られる。
同日、情報当局が、既にナンバーを掌握している4台のバイクを利用したバイク爆弾による破壊活動が県都内中心部で計画されている恐れがあるとして、関係当局に対して警戒を強化するよう警告した矢先の爆破だった。
また、県都内中心部では、20日早朝、人数不明の一味が、コミュニティーの住民が地域の安全確保の為に設置した検問所に向け銃を乱射するという事件が発生したが、人的な被害は無かった。
ナラーティワート県バーヂョ郡内では、20日14:00過ぎ、モスク内に設置された県行政機構評議会議長・議員選出選挙の投票所の警戒作業にあたっていた2人の警察官が、何者かに銃撃され死亡した。投票に現れた住民を装った2人を下らない者による犯行と見られる。
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