スパンブリー県県都の警察当局は28日、マタヨン2年課程(日本の中学2年にほぼ相当)に通う14歳の少女が、教室内(報道により教員宿舎内)で同級生の少年グループに集団で性的な暴行を振るわれた事件に絡んで、これまでに7人の少年に事情聴取を行い、内4人が関与を認る供述を行っている事を明らかにした。残りの3人は、現場に居合わせたが、暴行には加わっていないと主張しているという。
この事件は、被害にあった少女の母親が27日に警察に被害届を提出し明るみになったもので、少女によると、11日朝、国旗掲揚式の為に教師や生徒が教室から出払い、自分も掲揚式に向かうために教室から出ようとしたところで、出口に立ちふさがっていた同級生の少年7人に教室に押し戻され、教壇上に寝かされ、少年等に体を押さえ込まれた上で、リーダー格の少年に性的な暴行を振るわれ、その後、他言をしたらまた同じ目に遭わせてやると脅された上で、掲揚式への参列を許されたという。尚、少年7人は、少女から相談を受けた校長により、既に放校処分になっている。
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