チャイヤー公共保健大臣は15日、各地の保健当局関係者に対して、鳥インフルエンザ感染拡大に対する警戒を強化するよう指示した。
これは、同日開かれた各地のボランティア保険員等を招集した式典の開会の為の挨拶の際に語られたもので、チャイヤー大臣は、世界最大の人員を擁する各地のボランティア保険員等の貢献により、1年6ヶ月以上に渡って鳥インフルエンザの人への感染が阻止されて来た事に対して世界的な評価が得られているとしたが、国内だけでなく近隣諸国でも鳥インフルエンザ感染による家禽の大量連鎖死が確認されているなど、依然鳥インフルエンザの人への感染拡大に対する懸念を完全に払拭できる状況には無く、また、鳥インフルエンザの突然変異による新型のインフルエンザの人への感染拡大の可能性も否定でる状況には無いとの考えを示した。
その上で、同大臣は、国境を接する30県内の保健当局対して、鳥インフルエンザの感染拡大に対する監視の強化を指示すると共に、各地のボランティア保険員に対して、感染が確認されている、されていないに関わらず、家禽の大量異常連鎖死が確認された地点を中心にした監視の強化を指示した。
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