民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は10日、民主主義市民連合の内部で激しい対立抗争が発生しいるとのチャルゥム内務大臣の指摘は、事実に基づかない意図的なデマの流布でしかないと指摘した。
この発言に先立って、チャルゥム内務大臣は、公開である事を条件に協議の呼びかけを受け入れるとする連合側の提案を拒絶する方針を明らかにした上で、連合内部で発生している激しい内部抗争により、連合側が内部崩壊しても、政府側は一切これらに関知していない事を予め了解しておいて欲しいと、皮肉混じりに語ると共に、連合に対してデモという手段を講じずに、正しい方法で政府の監視を行うよう要請していた。
この発言に対して、連合のスリヤサイ調整役は、タクシン元首相の辞任を要求する活動を展開していた当時から更に5倍から10倍連合内部の絆が強まっており、チャルゥム大臣によるデマの吹聴による崩壊工作を持ってしても倒れない位に、連合の内部体制は盤石であると語った。
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