第一地区警察本部は15日午前、窃盗容疑で日本人のK(37)とC(年齢不詳)の2人の男をバンコクのヤーンナワー区ソーイ・ナラーティワート・ラーチャナカリン22内にあるアパートの室内で逮捕し、共犯と見られる日本人の男及びフィリピン人の女の行方を追っている事を明らかにした。
この逮捕は逮捕された男がサイト上で呼びかたタイ国内での投資話にのった日本人男性の通報により実現したもので、男性によると1月末にタイに到着した際に空港に出迎えに来ていたCとフィリピン人の女のカップルに車でアユッタヤー県内のウートーン・インホテルに連れてこられ、そこで更に2人の日本人の男と合流し全員で飲食し、その後部屋に戻った際に女が眠気覚ましに持ってきたコーヒーを飲んだ後に意識不明になり、気付いた時には72万円の現金や35,000円相当のデジタルカメラ等が盗まれていたという。
警察の取り調べに対してK容疑者は薬物を仕込みデジタルカメラを盗んだことは認めているが、現金については一切手をつけていないと主張し、一方C容疑者は空港からホテルまで車で男性を連れていった事は認めているが、現金等に関しては一切関知していないと一貫して主張しているという。
K容疑者のタイ人の妻(23)によると、同容疑者が盗んだとされるデジタルカメラは、14日にラチャダーピセーク通り方面にタクシーで向かった際にタクシー運賃の代わりに運転手に差し出され現在は手元に無いという。
警察側は、現在逃走中のもう一人の日本人の男とC容疑者と一緒にいたフィリピン人の女の行方を追うと共に、余罪がある可能性を含め引き続き事情聴取を行い2人の容疑を固めていきたいとした。
* 以上警察側の発表に基づきますが、ニュースクリップさんがソースに使用したと思われるMCOTの報道ではフィリピン人の女も一緒に逮捕され、また上記の記事では車を運転していたCが主犯格、現在逃走中とされている男が逮捕されたと記されています。MCOTのソースで見ることが出来るビデオ内に映し出されている最初に連行されている男が上記の記事ではK(MCOTではC)で、部屋から連行されている男が上記ではC(MCOTでは上記の現在逃走中の男の名前)となります。
MCOTの報道 (報道映像有り)
タイの地元新聞を読む