15日開かれた閣議でタイ公共放送局(TPBS、旧TITV)の暫定役員会メンバーに任命された5人は同日初の会合を開き、局名をタイ公共放送局の英文略称であるTPBSとする決定を行うと共にチュラーロンコン大学建築学科特別講師のクワンスワン・アティポーティ氏を暫定役員会議長に、ネーション・グループ編集主幹のテープチャイ・ヨーン氏を局長に任命する人事を決定した。 クワンスワン氏の実兄は民主主義市民連合の集会の演壇に立った事もある元上院議員で現国家毀損行為調査特別委員会委員のゲーオサーン・アティポーティ氏。また、テープチャイ氏はiTVがネーション・グループ傘下だった時代に同局の報道局長としてニュース番組のコメンテーターを務めた事で知られる。 また、14日24:00を持って解雇されたTITVの全職員及び一般人を対象とした職員募集を16日から20日まで行う方針も決定された。尚、採用された者は3ヶ月間の試用期間を経た後に正社員として登用される。 暫定役員会によると、2月1日からの一部の独自製作番組の放映開始を目指すという。
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